空費(読み)くうひ

精選版 日本国語大辞典「空費」の解説

くう‐ひ【空費】

〘名〙 金や時間などを、何の役にも立てず無駄に使うこと。むだづかい。徒費
※二宮尊徳翁(1891)〈幸田露伴〉「一刻も空(クウヒ)せず、君の意を体して救い賑はさんのみと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の空費の言及

【資本論】より

…そのうち運送費は生産費の一種とされ,また保管費(原料や製品などの)はどの生産様式でも社会が負担しなければならない費用で,これらの費用で雇用される労働は価値形成労働として商品に追加価値を付加し,それらの費用を資本として回収されるものとした。これに対し,純粋な流通費は,商品の売買に伴う費用,すなわち流通・配分上の商品取扱費(商業費)や,それの媒介に必要な貨幣費(貨幣そのものの費用に加えて,それの取扱費)で,マルクスはこれを商品生産という特殊な生産様式に起因するものとして,あらゆる生産様式に共通な,社会的生産に必要とされるコストに似て非なる〈にせの経費〉,または〈空費〉と規定した。マルクスのいう〈空費〉とは失われる費用である。…

※「空費」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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