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髀肉の嘆 ヒニクノタン

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デジタル大辞泉の解説

髀肉(ひにく)の嘆(たん)

《「蜀志」先主伝・注から》功名を立てたり手腕を発揮したりする機会のないのを嘆くこと。蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、平穏な日々が続き、馬に乗って戦場に行くことがなかったため、内ももの肉が肥え太ってしまったのを嘆いたという故事による。

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大辞林 第三版の解説

ひにくのたん【髀肉の嘆】

〔中国三国時代、蜀の劉備が長い間馬に乗って戦場へ行かなかったため、ももに無駄な肉がついてしまったと嘆いたという「三国志蜀書先主伝注」の故事から〕
活躍したり名を上げたりする機会がないのを嘆くこと。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

髀肉の嘆
ひにくのたん

功名をたてる機会に恵まれないことの嘆き。久しく無事平穏な日が続いたため、戦場で馬を乗り回すことがなかったので、髀に肉がついてしまったとの意で、「髀肉の嘆を託(かこ)つ」などと用いられる。『三国志』「蜀志(しょくし)」に、「劉備曰(りゅうびいわく)、常時身鞍(くら)を離れず、髀肉皆消ゆ、今復騎せず、髀裏に肉生ず、日月流るるが如(ごと)し、老の将に至らんとす、功業建たず、是(これ)を以(もっ)て悲しむのみ」とある。[田所義行]

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