物ともせず(読み)ものともせず

精選版 日本国語大辞典 「物ともせず」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 とも=せず[=しない]

問題にもしない。何とも思わない。
※竹取(9C末‐10C初)「人の物ともせぬ所にまどひありけ共」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「物ともせず」の意味・読み・例文・類語

ものともせず

問題にもしない。なんとも思わない。「周囲反対物ともせずひたすら意志を通した」
[類語]むざむざ易易やすやす楽楽軽軽かるがる無造作らく容易簡単易しい容易たやすわけ無いくみし易い易易いい悠悠難無く苦もなくちょろい簡略簡易あっさり手っ取り早い易い手軽手軽い造作無い軽い生易しいイージー朝飯前楽勝お茶の子お茶の子さいさい河童かっぱたなごころを返す労せずして赤子の手をひねるお手の物事も無げ手も無く見す見すまんまと平易軽易安易すんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android