物ともせず(読み)モノトモセズ

デジタル大辞泉 「物ともせず」の意味・読み・例文・類語

ものともせず

問題にもしない。なんとも思わない。「周囲反対物ともせずひたすら意志を通した」
[類語]むざむざ易易やすやす楽楽軽軽かるがる無造作らく容易簡単易しい容易たやすわけ無いくみし易い易易いい悠悠難無く苦もなくちょろい簡略簡易あっさり手っ取り早い易い手軽手軽い造作無い軽い生易しいイージー朝飯前楽勝お茶の子お茶の子さいさい河童かっぱたなごころを返す労せずして赤子の手をひねるお手の物事も無げ手も無く見す見すまんまと平易軽易安易すんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物ともせず」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 とも=せず[=しない]

  1. 問題にもしない。何とも思わない。
    1. [初出の実例]「人の物ともせぬ所にまどひありけ共」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android