デジタル大辞泉 「楽楽」の意味・読み・例文・類語 らく‐らく【楽楽】 [副]1 苦痛や負担を感じないでゆとりのあるさま。気楽なさま。「楽楽と老後を送る」2 骨を折ったり無理をしたりするようなところが少しもないさま。「国家試験に楽楽(と)パスした」[類語]むざむざ・軽軽かるがる・無造作・簡単・楽らく・容易・易しい・容易たやすい・訳わけ無い・与くみし易やすい・軽く・悠悠・難無く・苦も無く・ちょろい・簡略・簡易・あっさり・手っ取り早い・やすい・手軽・手軽い・造作ない・易易いい・易易やすやす・軽い・生易しい・イージー・朝飯前・楽勝・お茶の子・お茶の子さいさい・屁への河童かっぱ・掌たなごころを返す・労せずして・赤子の手をひねる・お手の物・事も無げ・手も無く・見す見す・まんまと・平易・軽易・安易・物ともせず・すんなり・すいすい・首尾良く・ちょいちょい・ちょちょいのちょい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「楽楽」の意味・読み・例文・類語 らく‐らく【楽楽】 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① 泰然としているさま、また、苦労がなく気楽であるさま、特に、経済的に豊かであるさま。安楽に。[初出の実例]「天下を治めて我斗楽々と思はばわるいぞ」(出典:京大国文研究室本周易抄(1477))「都の町にてこきゃくし、一期の内をらくらくとすぎうずる事のうれしさは」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))[その他の文献]〔荀子‐儒教〕② たやすく物事をすることができるさま。楽に。[初出の実例]「スキップは軽やかに、ほとんど、楽々と飛ぶことができるけれど」(出典:自然の子供(1968)〈金井美恵子〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by