楽楽(読み)ラクラク

デジタル大辞泉 「楽楽」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「楽楽」の意味・読み・例文・類語

らく‐らく【楽楽】

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 泰然としているさま、また、苦労がなく気楽であるさま、特に、経済的に豊かであるさま。安楽に。
    1. [初出の実例]「天下を治めて我斗楽々と思はばわるいぞ」(出典:京大国文研究室本周易抄(1477))
    2. 「都の町にてこきゃくし、一期の内をらくらくとすぎうずる事のうれしさは」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔荀子‐儒教〕
  3. たやすく物事をすることができるさま。楽に。
    1. [初出の実例]「スキップは軽やかに、ほとんど、楽々と飛ぶことができるけれど」(出典:自然の子供(1968)〈金井美恵子〉一)

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普及版 字通 「楽楽」の読み・字形・画数・意味

【楽楽】らくらく

安楽。

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