デジタル大辞泉 「まんまと」の意味・読み・例文・類語 まんま‐と [副]《「うまうまと」の音変化》もののみごとにある事が成し遂げられるさま。首尾よく。うまく。「敵の計略にまんまとひっかかった」[類語]むざむざ・易易やすやす・楽楽・軽軽かるがる・無造作・楽らく・容易・簡単・易しい・容易たやすい・訳わけ無い・与くみし易い・易易いい・悠悠・難無く・苦もなく・ちょろい・簡略・簡易・あっさり・手っ取り早い・易い・手軽・手軽い・造作無い・軽い・生易しい・イージー・朝飯前・楽勝・お茶の子・お茶の子さいさい・屁への河童かっぱ・掌たなごころを返す・労せずして・赤子の手をひねる・お手の物・事も無げ・手も無く・見す見す・平易・軽易・安易・物ともせず・すんなり・すいすい・首尾良く・ちょいちょい・ちょちょいのちょい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「まんまと」の意味・読み・例文・類語 まんま‐と 〘 副詞 〙 ( 「うまうまと」の変化した語 ) やり方が非常にうまいさまを表わす語。ものの見事に。首尾よく。現代では、悪事や企みが巧妙に行なわれるさまをいうことが多い。まんまんと。→うまうま。[初出の実例]「やれやれうれしや、まんまとだしぬひてかふた」(出典:虎明本狂言・宝の槌(室町末‐近世初))「牡馬(をんま)が生れて、それが無障(マンマ)と育って御覧なさい」(出典:コブシ(1906‐08)〈小杉天外〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
とっさの日本語便利帳 「まんまと」の解説 まんまと 「まんまと失敗」というふうに使うのは誤用。「まんまと」は「うまうま」から転じた副詞で、「思いどおりにうまく」「見事に」「首尾よく」の意。「まんまと騙された」などのように悪事に使う。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by