平易(読み)ヘイイ

デジタル大辞泉 「平易」の意味・読み・例文・類語

へい‐い【平易】

[名・形動]やさしいこと。たやすく理解できること。また、そのさま。「平易文章」「平易に説明する」
[派生]へいいさ[名]
[類語]簡単易しい平たい容易安易軽易手軽てがる手っ取り早い容易たやすやす造作ぞうさないわけない朝飯前お茶の子さいさい河童かっぱ楽勝むざむざ易易やすやす楽楽軽軽かるがる無造作くみし易い易易いい悠悠難無く苦もなくちょろい簡略簡易あっさり手軽い軽い生易しいイージーお茶の子たなごころを返す労せずして赤子の手をひねるお手の物事も無げ手も無く見す見すまんまと物ともせずすんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょい

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精選版 日本国語大辞典 「平易」の意味・読み・例文・類語

へい‐い【平易】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. たいらであること。平坦で、障害物などがないこと。また、平穏であること。
    1. [初出の実例]「坦々は平易(へいイ)の㒵ぞ。陰の位に陽がいて、謙(へつらう)たる程に、礼の道が平かな心ぞ」(出典:土井本周易抄(1477)一)
  3. たやすいこと。むずかしくないこと。また、そのさま。容易。
    1. [初出の実例]「欲我童蒙、文字要平易」(出典:艸山集(1674)二二・次拾得韻)
    2. 「又老子の文平易なり」(出典:随筆・文会雑記(1782)二)
    3. [その他の文献]〔史記‐魯周公世家〕

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普及版 字通 「平易」の読み・字形・画数・意味

【平易】へいい

おだやか。やさしい。宋・軾〔論〕是の故に其の言、易正直、敢て非常喜ぶべきの論を爲さず。は其の易(か)ふべからざるに在り。

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