デジタル大辞泉 「見す見す」の意味・読み・例文・類語 みす‐みす【見す見す】 [副]《動詞「見す」を重ねた語》1 見ていながら、また事情がわかっていながら、それにふさわしい対応をしないさま。また、条件に恵まれながら、何もできずに終わってしまうさま。むざむざと。「宝の山に入りながら見す見す手ぶらで帰るとは」2 (多く「目に見す見す」の形で)目の前に見ながら。見ているうちに。見る見る。「白妙の衣に似たる梅の花目に―も衰ふるかな」〈宇津保・春日詣〉[類語]むざむざ・易易やすやす・楽楽らくらく・軽軽かるがる・無造作・楽らく・容易・簡単・易しい・容易たやすい・訳わけ無い・与くみし易い・易易いい・悠悠・難無く・苦もなく・ちょろい・簡略・簡易・あっさり・手っ取り早い・易い・手軽・手軽い・造作無い・軽い・生易しい・イージー・朝飯前・楽勝・お茶の子・お茶の子さいさい・屁への河童かっぱ・掌たなごころを返す・労せずして・赤子の手をひねる・お手の物・事も無げ・手も無く・まんまと・平易・軽易・安易・物ともせず・すんなり・すいすい・首尾良く・ちょいちょい・ちょちょいのちょい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by