(読み)き(英語表記)period

翻訳|period

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説



period

地質時代区分の一単位。より大きく,より小さい区分。地質年代層序区分のに対応し,系の形成期間をさす。現在認められている紀は,古いほうから,カンブリア紀オルドビス紀シルル紀デボン紀石炭紀ペルム紀三畳紀ジュラ紀白亜紀古第三紀新第三紀第四紀である。

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デジタル大辞泉の解説

き【紀】

地質時代の区分単位の一。代(だい)をいくつかに区分したもの。さらに世(せい)に分けられる。デボン紀ジュラ紀第四紀など。

日本書紀」の略。
紀伊(きい)」の略。

き【紀】[漢字項目]

[音](呉)(漢) [訓]のり しるす
学習漢字]4年
筋道をきちんと立てたおきて。「紀律官紀軍紀校紀綱紀風紀
筋道や順序を追って整理・記録する。「紀行紀要紀伝体
順序を追って記録した文書。また、歴史書のうち、特に帝王の一代の事柄を記したもの。「本紀(ほんぎ)
年代。とし。「紀元皇紀世紀西紀芳紀
一二年間。「一紀
地質時代の区分の一。「二畳紀
「日本書紀」の略。「記紀
紀伊(きい)国。「紀州
[名のり]おさ・こと・すみ・ただ・とし・もと

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百科事典マイペディアの解説

紀【き】

地質年代の区分単位の一つ。代をさらに細分したもの。たとえば白亜紀。紀に相当する地質系統

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大辞林 第三版の解説

き【紀】

紀伝体の歴史で帝王の一代を書いたもの。 「帝-」
「日本書紀」の略。
◇ 「紀伊国きいのくに」の略。
〔period〕 地質時代の区分単位。代と世せいの間にあたる。 「石炭-」
姓氏の一(別項参照)。

き【紀】

姓氏の一。武内宿禰たけのうちのすくねの子紀角宿禰を祖とする古代の名族。臣おみ姓のち朝臣あそん姓。紀伊を本拠として瀬戸内海に勢力をもち、外征などの面で大和朝廷以来政権内に重要な地位を占めた。平安時代、政治的勢力としては衰退する中で、文学方面で名声をあげる者もあった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説



period

地質時代を区分するときの時代単位の一つ。代の下の単位で、紀はさらに世に分けられる。紀は時間層序区分単位である系の形成された期間として定義される。たとえば、新第三系とよばれる地層の堆積(たいせき)した期間が新第三紀である。新第三紀は中新世、鮮新世に分けられる。古生代以後の約5億4100万年は、古いほうからカンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀(二畳紀)(以上古生代)、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀(以上中生代)、古第三紀、新第三紀、第四紀(以上新生代)に区分されている。[阿部勝巳・小澤智生]

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精選版 日本国語大辞典の解説

き【紀】

[1] 〘名〙
① 細い綱。こづな。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「米国の水運は、大河湖を仰ぎて其綱とし、他の支流に因て其紀となす」
② 書き記すこと。書き記したもの。
地質学で、地質時代の区分の一つ。代を細分したもの。〔英和和英地学字彙(1914)〕
④ 一二年をひと区切りとした単位。〔色葉字類抄(1177‐81)〕〔書経‐畢命〕
[2]
① 「日本書紀」の略称。
※万葉(8C後)一・七・左注「一書戊申年幸比良宮大御歌、但紀曰」
※書紀(720)斉明四年一〇月「紀(キ)の温湯(ゆ)に幸す」

き【紀】

姓氏の一つ。

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世界大百科事典内のの言及

【四分暦】より

…天文学的には月の交点,近点がそれぞれ18.599年,8.851年の周期であるから,19年の周期でほぼ元どおりに復帰する。日の干支は1紀=80章(1520年),年の干支は1元=3紀(4560年)で循環する。後漢の編訢(へんきん)と李梵が作った四分暦は85年から263年まで用いられた。…

※「紀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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