めぼしい(読み)メボシイ

デジタル大辞泉 「めぼしい」の意味・読み・例文・類語

めぼし・い

[形][文]めぼ・し[シク]いろいろあるもののなかで、特に目に立つさま。取り上げるだけの価値があるさま。「―・い品を持ち出す」「―・い作品を取り上げる」
[派生]めぼしさ[名]
[類語]目立つ引き立つ顕著水際立つ著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つ群を抜くひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない卓抜卓出卓越卓絶逸出素晴らしい素敵すてき見事みごと立派最高絶妙秀逸結構目覚ましい輝かしいたえなるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人跣くろうとはだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「めぼしい」の意味・読み・例文・類語

めぼし・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]めぼ〘 形容詞シク活用 〙 ( 「めぼし(目星)」の形容詞化か ) 特に目だっている。値うちがありそうである。著しい。
    1. [初出の実例]「此騒動を好機会(さいはひ)に、目(メ)ぼしき品をかきあつめつ」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉四)

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