精選版 日本国語大辞典「目に染みる」の解説
め【目】 に 染(し)みる
② 目の奥底までとどくくらいに、姿、形、景色などがあざやかで印象深く思われる。
※評判記・役者大鑑合彩(1692)荒木与次兵衛「太鞁つづみ本間の狂言めにしみておもしろし」
③ 見慣れて十分目の底にしみこむ。また、見慣れて古くさく思われる。
※舞正語磨(1658)上「このきりにも三四度此まはりをまはりけるは、目にしみて見たもなし」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報