デジタル大辞泉 「目に染みる」の意味・読み・例文・類語 目めに染し・みる 1 煙などが目を刺激する。「タバコの煙が―・みる」2 色彩などがあざやかで、視覚を強く刺激する。「新緑が―・みる」3 見慣れる。また、見飽きる。「親しく―・みた民子のいたいたしい姿は」〈左千夫・野菊の墓〉[類語]絶妙・上手・素晴らしい・巧み・うまい・巧妙・老巧・達者・器用・賢い・素敵すてき・見事みごと・立派・最高・卓抜・秀逸・結構・目覚ましい・輝かしい・妙たえなる・えも言われぬ・上出来・上上・物の見事・結構尽くめ・何より・申し分が無い・言う事無し・天晴れ・ナイス・ワンダフル・目の覚めるよう・冴える・水際立つ・めぼしい・目立つ・引き立つ・顕著・著しい・際立つ・光る・目を引く・人目を引く・人目につく・目に立つ・ひときわ・主おも立つ・とりわけ・値千金・掛け替えのない・群を抜く・卓出・卓越・卓絶・逸出・抜群・抜きん出る・飛び抜ける・ずば抜ける・頭抜ける・並外れる・人並み外れる・度外れ・断トツ・非凡・出色・傑出・一日いちじつの長・素人離れ・玄人跣はだし・超人的 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「目に染みる」の意味・読み・例文・類語 め【目】 に 染(し)みる ① 目に水や煙などがはいって痛く感じる。[初出の実例]「天窓(てんてん)からお湯(ぶう)を浴ては今のやうに目へ染(シミ)ます」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三)② 目の奥底までとどくくらいに、姿、形、景色などがあざやかで印象深く思われる。[初出の実例]「太鞁つづみ本間の狂言めにしみておもしろし」(出典:評判記・役者大鑑合彩(1692)荒木与次兵衛)③ 見慣れて十分目の底にしみこむ。また、見慣れて古くさく思われる。[初出の実例]「このきりにも三四度此まはりをまはりけるは、目にしみて見たもなし」(出典:舞正語磨(1658)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by