デジタル大辞泉 「逸出」の意味・読み・例文・類語 いっ‐しゅつ【逸出】 [名](スル)1 抜け出ること。逃れ出ること。「失敗の原因はこの領域を無理解に―した事にありはしないだろうか」〈寅彦・浮世絵の曲線〉2 飛び抜けて優れていること。抜きん出ること。[類語]卓越・卓抜・卓出・卓絶・素晴らしい・素敵すてき・見事みごと・立派・最高・絶妙・秀逸・結構・目覚ましい・輝かしい・妙たえなる・えも言われぬ・上手・巧み・うまい・巧妙・老巧・達者・器用・賢い・上出来・上上・物の見事・結構尽くめ・何より・言う事無し・天晴れ・ナイス・ワンダフル・目に染みる・冴える・水際立つ・抜群・群を抜く・抜きん出る・飛び抜ける・ずば抜ける・頭抜ける・並外れる・人並み外れる・度外れ・断トツ・非凡・出色・傑出・一日いちじつの長・素人離れ・玄人跣くろうとはだし・超人的・めぼしい・目立つ・引き立つ・顕著・著しい・際立つ・光る・目を引く・人目を引く・人目につく・目に立つ・ひときわ・主立つ・とりわけ・値千金・掛け替えのない・目の覚めるよう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「逸出」の意味・読み・例文・類語 いっ‐しゅつ【逸出】 〘 名詞 〙① ぬけ出ること。とび出すこと。[初出の実例]「密封せし器中の水を蒸発せしめ、止まざる時は次第に稠密となり、其器を逸出(イッシュツ)せんと欲し、周囲を圧する力を張力と云ふ」(出典:舶用機械学独案内(1881)〈馬場新八著者>・<著者>吉田貞一〉前)[その他の文献]〔韓非子‐外儲説右下〕② とびぬけてすぐれていること。ぬきんでること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例