意を迎える(読み)いをむかえる

精選版 日本国語大辞典 「意を迎える」の意味・読み・例文・類語

い【意】 を 迎(むか)える

人の意向をさぐって気に入られるようにする。また、人のきげんを取ってその言いなりになる。意に投ずる。
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五「奸佞にして意を迎ふる者を」 〔新唐書‐楊貴妃伝〕

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デジタル大辞泉 「意を迎える」の意味・読み・例文・類語

むか・える

人の考えに合わせて気に入られるようにする。迎合する。「大国の―・える外交
[類語]媚びへつらう媚びるへつらうおもねる取り入るごますり阿諛おためごかし卑屈取り巻く媚びを売る胡麻をする鼻息をうかがう太鼓を叩く機嫌を取る尻尾を振る歓心を買う色目を使う秋波を送る気を引く気を持たせる調子を合わせる追従ついしょうおべっかおべんちゃら諂巧てんこう諂阿てんあ諂曲てんごく諂笑てんしょう諂媚てんび諂諛てんゆ阿付迎合へいへいへいこらぺこぺこ曲学阿世味噌を

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