見栄を張る(読み)ミエヲハル

デジタル大辞泉 「見栄を張る」の意味・読み・例文・類語

見栄みえ・る

うわべを飾る。外観を繕う。「恋人の手前―・る」
[類語]虚勢を張る気を持たせるもったい振る体裁振る気取る背伸び御大層らしい大層らしい仰仰しい誇大大袈裟おおげさオーバー大層事事ことごとしい大仰おおぎょう針小棒大尾鰭おひれを付ける勿体臭い澄ます格式張る思わせ振りしなを作る大人振る見せ掛け見せ掛ける行い澄ます取り澄ます飾り気虚栄自意識過剰お高くとまるお高い芝居がかる猫かぶり猫をかぶるもっともらしいびるへつらおもねる取り入る胡麻ごますり阿諛あゆおためごかし卑屈へつら取り巻くこびを売る胡麻ごまをする鼻息をうかが太鼓を叩く機嫌を取る尻尾を振る歓心を買う色目を使う秋波を送る気を引く気を持たせる調子を合わせる追従ついしょうおべっかおべんちゃら諂巧てんこう諂阿てんあ諂曲てんごく諂笑てんしょう諂媚てんび諂諛てんゆ阿付迎合へいへいへいこらぺこぺこ曲学阿世味噌を意を迎える

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精選版 日本国語大辞典 「見栄を張る」の意味・読み・例文・類語

みえ【見栄】 を 張(は)

  1. ことさらに外観を飾る。うわべをとりつくろう。
    1. [初出の実例]「山車屋台に町々の見得(ミエ)をはりて土手をのぼりて廓内までも入込まんづ勢ひ」(出典たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉二)

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