デジタル大辞泉 「気取る」の意味・読み・例文・類語
き‐ど・る【気取る】
1 体裁をつくろい、もったいぶったり、とりすましたりする。「人前で―・る」「―・った話し方」「―・らない人柄」
2 (「…をきどる」の形で)そのものになった気で、それらしい振る舞いをする。「秀才を―・る」
3 それと感づく。けどる。
「要介がどうか床をいそぐやうすゆゑ、女中―・るこころなり」〈洒・二蒲団〉
4 心を配って、用意しておく。
「ここに一本あるから、肴も少し―・ってくんな」〈伎・四谷怪談〉
[類語]勿体ぶる・澄ます・格式ばる・しゃれる・見栄を張る・虚勢を張る・気を持たせる・体裁振る・背伸び・勿体臭い・御大層らしい・大層らしい・仰仰しい・誇大・