デジタル大辞泉
「取入る」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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とり‐い・る【取入】
- [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
- ① 選びだしてその事に関係する。かかわる。中に入りこむ。
- [初出の実例]「公事などは職者におはせしかど、世のまめなる事はとりいられぬ御心にや」(出典:今鏡(1170)六)
- ② 人の気に入ろうとしてへつらう。愛顧を得ようとしてこびへつらう。
- [初出の実例]「法性寺殿の御推挙にて、太政入道に取入(トリイリ)」(出典:源平盛衰記(14C前)二六)
- ③ 物の怪(け)が人に取りつく。
- [初出の実例]「こはき御物気共、取いり奉る」(出典:平家物語(13C前)三)
- [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 ⇒とりいれる(取入)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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