鼻息を窺う(読み)ハナイキヲウカガウ

デジタル大辞泉 「鼻息を窺う」の意味・読み・例文・類語


鼻息びそくうかが・う

相手の意向・機嫌を気にしてさぐる。はないきをうかがう。
主筆の―・いつつ勉強して」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「鼻息を窺う」の意味・読み・例文・類語

びそく【鼻息】 を=窺(うかが)う[=仰(あお)ぐ]

  1. 相手の機嫌や意向を知ろうとする。人の顔色をうかがう。
    1. [初出の実例]「夷狄の鼻息(ビソク)を仰(アフ)ぎ」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐袁紹伝〕

はないき【鼻息】 を 窺(うかが)

  1. 恐る恐る人の意向をさぐる。人の機嫌をうかがう。
    1. [初出の実例]「朝四暮三世の鼻息を窺て其処置を転倒し」(出典:明六雑誌‐二〇号(1874)狐説の広義〈阪谷素〉)

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