ちょんびり(読み)チョンビリ

デジタル大辞泉 「ちょんびり」の意味・読み・例文・類語

ちょんびり

[副]わずかであるさま。ほんの少し。ちょっぴり。
「私どものつながりに―でも理想的なものがあるなら」〈宮本伸子
[類語]ちょっぴり少ない少し少しく少少ちょっとちょいとちとちっといささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三少数少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだかなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

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精選版 日本国語大辞典 「ちょんびり」の意味・読み・例文・類語

ちょんびり

  1. 〘 副詞 〙 分量程度のすくないさまを表わす語。また、行動が軽い気持で行なわれるさまを表わす語。ちょっぴり。ちょんびら。
    1. [初出の実例]「深川のやつらは、客を、ちょんびり、かしまで送り、もやひをとひて、おし出すと、おさらばよ」(出典:洒落本・通仁枕言葉(1781)幾よし屋の坐舗)

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