(読み)カ

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  • 荷 (ハス・ハチス)
  • 荷 (ハチス)

デジタル大辞泉の解説

[接尾]助数詞。数を表す漢語に付いて、一人が肩に担える物の量を単位として数えるのに用いる。「稲三
[音](漢) [訓] になう
学習漢字]3年
〈カ〉
植物の名。ハス。「荷葉
にもつをかつぐ。になう。「荷重荷担負荷
にもつ。「在荷集荷出荷入荷
〈に〉「荷主荷札荷物荷役重荷倉荷初荷船荷
[名のり]もち
[難読]稲荷(いなり)荷前(のさき)薄荷(はっか)歩荷(ぼっか)茗荷(みょうが)
運搬するようにまとめた品物。荷物。「を運ぶ」
責任。また、負担。「約束を果たしてが軽くなる」「病人の世話がになる」
[下接語]明け荷揚げ荷脚荷荒荷在り荷入り荷浮き荷打ち荷上(うわ)荷重荷片荷軽荷倉荷先荷下(した)荷底荷着(ちゃく)荷積み荷投げ荷抜き荷抜け荷濡(ぬ)れ荷初荷撥(は)ね荷散(ばら)荷船荷・持ち荷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘接尾〙 漢語の数詞に付けて、ひとりで肩にになえるだけの物の量を、単位として数えるのにいう語。にない。に。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「檜破子(ひわりご)五十か」
※太平記(14C後)二〇「堀溝をうめん為に、うめ草三万余荷(カ)を」
〘名〙
① 持ち運んだり、運送したりする品物。荷物。
※播磨風土記(715頃)揖保「ここに朸(あふこ)折れて荷(に)落ちき」
※滑稽本・浮世床(1813‐23)初「江戸でなくては荷()のはける所がねへ」
② 責務。責任。「荷が重い」「肩の荷がおりる」
③ 手数のかかる厄介なこと。負担になるもの。
※婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「一軒かけ離れて、彼処へ行くのは荷なんだけれども」
④ 劇場関係者の間で、演題と出演者の総称。
〘名〙 「に(荷)」の古い形か。
[補注]「書紀‐九・神功摂政前」に、地名「荷持」に対して「此をば能登利(ノトリ)と云ふ」という訓注があり、「万葉‐二三」の歌の「射等籠荷四間」が「万葉‐二四」の「伊良虞能嶋」と対比して「イラゴノシマ」とよまれるところから、「荷」を「の」といったことは確実であるが、語として用いられた確かな例は「荷前(のさき)」しかない。

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