デジタル大辞泉 「祝融」の意味・読み・例文・類語
しゅく‐ゆう【祝融】

中国古代神話上の帝王。赤帝と号したという。一説に、
中国の火星探査機天問1号とともに、2020年7月に打ち上げられたローバー。2021年5月、着陸機とともにユートピア平原南部への軟着陸に成功。六つの観測機器を搭載し、太陽電池で駆動する。
火災のこと。「
[類語](
)火事・火災・火難・出火・失火・炎上・大火・
中国古代神話上の帝王。赤帝と号したという。一説に、
中国の火星探査機天問1号とともに、2020年7月に打ち上げられたローバー。2021年5月、着陸機とともにユートピア平原南部への軟着陸に成功。六つの観測機器を搭載し、太陽電池で駆動する。
火災のこと。
)火事・火災・火難・出火・失火・炎上・大火・出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
中国の古代神話に登場する神。顓頊(せんぎょく)の子あるいは孫と伝えられている。湯王(とうおう)が、暴君の悪名高い夏(か)王朝最後の王である桀王(けつおう)を討ち滅ぼすために軍隊を進めたとき、祝融は桀王の守る城に火災を引き起こして湯王を勝利に導いた。このように、祝融は火と関係の深い神であり、同じく火神である炎帝(えんてい)の配下とされたり、竈(かまど)の神とも考えられた。また五行説が、木、火、土、金、水の五つの元素をそれぞれ中央と四方に当てはめたとき、火を南方に配当したことから、南方をつかさどる神であるともされた。他方、祝融を一個の神格としてではなく、火を取り扱う官職の名前とする伝承も存在している。
[桐本東太]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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