デジタル大辞泉
「豪」の意味・読み・例文・類語
えら【▽豪】
《形容詞「えら(偉)い」の語幹から》
1 はなはだしいこと。すぐれていること。
「こちとらが夕べの働き、―ぢゃぞえ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
2 名詞・形容詞語幹の上に付き接頭語的に用いて、たいそうな、ひと通りでない、の意を表す。
「尚さんは―怒りの、―癇癪ぢゃぞえ」〈伎・飛馬始〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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えら【豪】
- ( 形容詞「えらい」の語幹から )
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 形動 ) すぐれていること。はなはだしいこと。えらいこと。
- [初出の実例]「偖(さて)も咲いたり、えらぢゃえらぢゃ」(出典:浄瑠璃・蘭奢待新田系図(1765)一)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 程度のはなはだしい意を表わす。大変。ひどく。えらく。
- [初出の実例]「褒美の金を、ゑら沢山に下ださるる」(出典:浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八)
- [ 3 ] 〘 接頭語 〙 ひととおりでない、たいそう、ごく、などの意で、「えらあつ(豪厚)」「えらいかり(豪怒)」「えらくび(豪首)」などと熟して用いる。
- [初出の実例]「今相合橋(あいあいばし)のうへでやか松にあふたが、ゑらとちりあひさつ」(出典:洒落本・十界和尚話(1798)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「豪」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
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