並び立つ(読み)ナラビタツ

デジタル大辞泉 「並び立つ」の意味・読み・例文・類語

ならび‐た・つ【並び立つ】

[動タ五(四)]
並んで立つ。「街道に―・つ松」
対等の位置に並ぶ。同等の勢力をもつ。「諸大国と―・つ」「両雄―・たず」
[類語]互角伯仲五分五分おっつかっつ拮抗きっこうどっこいどっこいとんとん等しい同じ同一等価同等等し並みイコール五分ごぶ対等匹敵比肩伍する相半ばする肩を並べる負けず劣らず勝るとも劣らないいずれ劣らぬ似たり寄ったり並ぶ団栗どんぐりせい比べ双璧そうへきちょぼちょぼ甲乙付け難い雁行一進一退鍔競つばぜり合い竜虎相搏あいう追いつ追われつ抜きつ抜かれつ競り合うせめぎ合う攻防一歩も引かぬ元元均等一律一様同列同級同席同位符合合致一致吻合ふんごう整合暗合該当適合適応相当即応順応対応照応同質等質見合う当てはまる一緒同前同然同上同類共通同様そのまま

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精選版 日本国語大辞典 「並び立つ」の意味・読み・例文・類語

ならび‐た・つ【並立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. ならんで立つ。なみたつ。
    1. [初出の実例]「ほのかにならびたちて、人めもいかに、我身のやつれとなるらん」(出典:とりかへばや物語(12C後)中)
  3. 対等の位置にならぶ。肩を並べる。
    1. [初出の実例]「政権を王室に還しもて万国と並立(ナラビタツ)基礎を茲に立ん事」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)

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