おっつかっつ(読み)オッツカッツ

デジタル大辞泉 「おっつかっつ」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「おっつかっつ」の意味・読み・例文・類語

おっつ‐かっつ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「お(追)っつすが(縋)っつ」、または「おつかつ(乙甲)」の変化したものという ) 差異が少なくほとんど程度が同じであるさま。
  2. ほとんど同時であるさま。遅速の差がほとんどないさま。
    1. [初出の実例]「毎年はつ鰹と我は、おっつかっつに江戸へ出、吉原といふ名所を詠(ながめ)る」(出典:咄本・近目貫(1773)宇治川)
  3. 優劣がないさま。まさりおとりがないさま。同じ程度。
    1. [初出の実例]「見ると年頃は十七八、雪江さんと追っつ返っつの書生である」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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