デジタル大辞泉
「おっつかっつ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おっつ‐かっつ
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「お(追)っつすが(縋)っつ」、または「おつかつ(乙甲)」の変化したものという ) 差異が少なくほとんど程度が同じであるさま。
- ① ほとんど同時であるさま。遅速の差がほとんどないさま。
- [初出の実例]「毎年はつ鰹と我は、おっつかっつに江戸へ出、吉原といふ名所を詠(ながめ)る」(出典:咄本・近目貫(1773)宇治川)
- ② 優劣がないさま。まさりおとりがないさま。同じ程度。
- [初出の実例]「見ると年頃は十七八、雪江さんと追っつ返っつの書生である」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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