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何くれ ナニクレ

デジタル大辞泉の解説

なに‐くれ【何くれ】

[副]あれやこれや。いろいろ。何くれとなく。
「居りさえすれば、―と款待(もて)なして呉れた」〈漱石坊っちゃん
[代]不定称の指示代名詞。不特定多数の人や事物を漠然とさす。なになに。
「―の宮、かの殿ばらの御女(むすめ)など名乗り給ふ人々多かめり」〈栄花・ゆふしで〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

なにくれ【何くれ】

( 代 )
不定称の指示代名詞。
いろいろの人や事物などをひっくるめて指し示す。あれやこれや。 「山の座主ざす、-の僧たちも、え請そうじあへ給はず/源氏
いろいろの事物の中から、それと特定できない一つをはっきりしないままに指示する。 「此御方の匂ひは、只今あるそら薫物ならねば、もしは-の香の香にこそあんなれ/栄花 輝く藤壺
( 副 )
あれやこれやと。いろいろ。 「 -(と)面倒をみる」
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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