等等(読み)トウトウ

デジタル大辞泉 「等等」の意味・読み・例文・類語

とう‐とう【等等】

[接尾]接尾語「とう(等)」を繰り返して強めていうもの》いくつかの語を並べたものに付いて、それらの類が他にまだ多くあること、また、それらを省略して例示する意を表す。「ライオン・トラ・ヒョウ等等猛獣
[類語]がたとう広い幅広い手広い広範広範囲多方面多角多面多岐様様各種種種諸種いろいろ多様多様化多面的多種多種多様多彩数数いろんなとりどり色とりどり百般万般諸般多元多元的多角的横断的複眼的おしなべて全般に一般総じて概して多くおおむね大概普通通例通常一体に総体およそあまね雑多よろず各人各様十人十色千差万別マルチ事事物物種種雑多各様種種くさぐさ玉石混淆こんこう凡百ぼんぴゃく百態百事百千万端各般数多あまた数多すうた数次幾度諸相諸物山ほどざらあれこれ何やかや何だかんだ何のかの何くれ何くれとなくあれやこれやごちゃごちゃ枚挙にいとまがない十指に余るあの手この手エトセトラ

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精選版 日本国語大辞典 「等等」の意味・読み・例文・類語

とう‐とう【等等】

  1. 〘 接尾語 〙 名詞およびこれに準ずる語句に付いて、それらの類が他にまだ多くあること、また、それらを省略して例示する意を示す。接尾語「等」を繰り返して強めたもの。
    1. [初出の実例]「怪談、冒険、探険小説、復讐小説、グロテスクな滑稽小説、諷刺小説、等(トウ)、等(トウ)」(出典:ポオと通俗的興味(1929)〈江戸川乱歩〉)

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