精選版 日本国語大辞典 「小人・少人」の意味・読み・例文・類語
しょう‐じん セウ‥【小人・少人】
〘名〙
※保元(1220頃か)下「少人引具し奉ていづかたへも落行」
② 男色の相手の少年。若衆(わかしゅ)。
※高野山文書‐(年月日未詳)(室町)高野別所狼藉制止置文案「放逸不善之輩相雑、或迎送少人、或置自房同宿」
③ 背の低い人。こびと。
※古今著聞集(1254)一「大なる人のあゆむ音きえへけり。〈略〉又小人のあゆみくる声す」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)前「三郎太夫忠重は、稟性(うまれつき)貪婪便妄の小人(ショウジン)にて」 〔論語‐陽貨〕
⑤ 身分の低い人。こもの。
しょう‐にん セウ‥【小人・少人】
〘名〙
② =しょうじん(小人)
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