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熊野[町] くまの

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百科事典マイペディアの解説

熊野[町]【くまの】

広島県南部,安芸(あき)郡の町。吉備(きび)高原の山間の盆地に位置する。藩政時代末期から熊野筆の産で知られ,毛筆,画筆の生産は全国のほとんどを占める。呉・広島両市に近く,近年宅地開発が盛ん。

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世界大百科事典 第2版の解説

くまの【熊野[町]】

広島県西部,安芸郡の町。人口2万4953(1995)。吉備高原の山間地にあり,町の中央を瀬野川の支流熊野川が北流,二河(にこう)川が南流し,川沿いの沖積地に集落が発達している。耕地が乏しく,零細農家が多いため古くから農閑期には出稼ぎが盛んで,帰郷するとき奈良地方の筆や墨を仕入れて行商する者が多かった。伝統産業の熊野筆はそれを背景に1846年(弘化3)ころ広島藩の御用筆司や摂津有馬から製筆法を学んだのがはじまりと伝えられている。

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