奈良県は近畿地方のやや南部に位置し、海に面しない。北端は生駒市
全体として壮年期の山地で、近畿地方で最も高峻な山岳地帯をなし、山脈が南北に走る。地層は変成岩と古生代・中生代の水成岩である。中央の大峰山脈は標高一九一四・九メートルの
東側には
この地域は大峯山・大台ヶ原などを中心に、吉野熊野国立公園の一部となっている。
中央構造線以北の内帯は近畿中央低地帯の一部で、地溝と地塁が交互に配列する。奈良盆地の地溝の四周には、西に
大和高原地区は、笠置山脈の一部で標高四〇〇メートル前後の大和高原と、丘陵部や宇陀川およびその支流の形成する小盆地が複雑な地形をみせる宇陀山地からなる。大和高原は奈良からみて
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
近畿地方の中央部に位置する内陸県。旧大和国を県域として成立。1868年(明治元)大和鎮台が設置され,旧幕領・寺社朱印地を管轄,まもなく大和鎮撫総督府,奈良県,奈良府と改称したが,翌年奈良県に復した。70年奈良県のうち宇智・吉野2郡と河内・紀伊両国の一部を管轄する五条県がおかれた。71年廃藩置県をへて11月奈良・郡山(こおりやま)・小泉・柳生・田原本(たわらもと)・高取・柳本・芝村・櫛羅(くじら)・五条の10県は統合され,大和一国を管轄する奈良県が成立した。76年堺県に合併され,81年堺県は大阪府に合併されたが,87年大阪府から大和地方を分離して奈良県が再置され,現在に至る。県庁所在地は奈良市。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
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