デジタル大辞泉 「労」の意味・読み・例文・類語
ろう【労〔勞〕】[漢字項目]
[学習漢字]4年
1 精を尽くして働く。骨折り。「労作・労賃・労働・労務・労力/勤労・功労・就労・徒労・不労・報労」
2 精が尽きて疲れる。「労苦/過労・苦労・心労・辛労・足労・煩労・疲労」
3 ねぎらう。「慰労」
4 「労働者」「労働組合」の略。「労使・労農・労連」
5 (「
[名のり]つとむ
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…このような相対立する性格を有するがために,両者における農具の発達,そして機械化への歩みも異なる。農具の発達は農作業の労働能率を高めることになるが,それによって浮いた労働が,集約化してもあまり土地生産性の高まらない休閑農業では,経営を拡大する方向に用いられ,そのことが畜力その他の原動力を利用する機械の発達を促した。一方,中耕農業においては,もともと労働を集約化しなければ農業そのものが成立せず,また労働を集約化すれば土地生産力が格段に高まるから,経営を拡大するよりも,むしろ労働を集約化して人力を利用する道具の発達を促した。…
…中国古来からの農具。耙は耕起した土を粗砕したり,地中の毛細管を地表面で切断するのに使用され,労は土を細砕し,鎮圧して毛細管をととのえるのに使用する。華北の農業は一般に雨水にたよっているため,地中の水分の可能な限りの利用が望ましい。…
※「労」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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