デジタル大辞泉 「顰蹙」の意味・読み・例文・類語 ひん‐しゅく【×顰×蹙】 [名](スル)不快に感じて顔をしかめること。まゆをひそめること。「ひとの下品な歩き恰好を―していながら」〈太宰・女生徒〉[類語]まがまがしい・いまわしい・いとわしい・おぞましい・うとましい・忌む・嫌い・毛嫌い・大嫌い・食わず嫌い・いけ好かない・虫が好かない・嫌いや・気に食わない・犬も食わぬ・憎い・憎らしい・憎たらしい・憎憎しい・苦苦しい・腹立たしい・いまいましい・苦虫を噛み潰したよう・苦り切る・眉をひそめる・鼻持ちならない・うとむ・うとんずる・嫌気・忌避・忌み嫌う・煙たがる・呪わしい・きしょい・気色が悪い・気味が悪い・気味悪い・底気味悪い・薄気味悪い・鳥肌が立つ・気持ち悪い・虫唾むしずが走る・反吐へどが出る・きもい・グロい・おどろおどろしい・不気味・不快・不愉快・鼻に付く・うっとうしい・むかつく・むしゃくしゃ・くしゃくしゃ・不興・不機嫌・薄ら寒い・うそ寒い・胸が悪い・胸糞が悪い・心外・苛立たしい・うらめしい・しかめっ面・渋面・しぶつら・しかめる・ひそめる・ひそみ・苦る・辟易・うるさい・嫌がる・嫌気が差す・厭いとう・蛇蝎視だかつし・唾棄・倦厭けんえん・迷惑・身の毛がよだつ・総毛立つ・背筋が寒くなる・背筋が凍る・ぞっと・肌に粟あわを生じる・冷汗三斗 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「顰蹙」の意味・読み・例文・類語 ひん‐しゅく【顰蹙・頻・頻蹙】 〘 名詞 〙 眉をひそめること。顔をしかめて不快の情を表わすこと。[初出の実例]「頻蹙猛風、待葬鼈口」(出典:性霊集‐五(835頃)為大使与福州観察使書)「所謂教育ある人達を顰蹙(ヒンシュク)せしめたけれど」(出典:平凡(1907)〈二葉亭四迷〉五)[その他の文献]〔孟子‐滕文公下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「顰蹙」の読み・字形・画数・意味 【顰蹙】ひんしゆく 顔をしかめる。〔顔氏家訓、治家〕齊の部侍烈、未だ嘗(かつ)て嗔怒(しんど)せず。~嘗て人に宅を寄(託)す。奴婢、屋を徹し、と爲して略(ほぼ)盡きたり。之れを聞きて顰蹙せるも、卒(つひ)に一言も無し。字通「顰」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by