デジタル大辞泉
「クリア」の意味・読み・例文・類語
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クリア
[1] 〘形動〙 明らかなさま。はっきりしているさま。特に、頭がさえて明晰(めいせき)なさま。〔外来語辞典(1914)〕
※二閑人交游図(1941)〈
上林暁〉一「頭がクリーアな時でなくちゃア」
[2] 〘名〙
①
棒高跳、走り高跳で、バーを完全にとび越えること。
② サッカーやホッケーで、
ゴールが危機に陥った場合に、守備側がボールを蹴
(け)り出したり、
ゴールキーパーがボールをはじいたりして危険を脱すること。クリアリング。
④ (
関門を)無事に切り抜けること。目標、基準を満たすこと。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
クリア
curia
古代ローマ市民の区分単位。王政期から存在し,隣合った数家族から構成され,パトリキ (貴族) とプレプス (平民) を含む。伝説によればロムルス (→ロムルスとレムス ) のとき,3部族,30クリアが制定された。クリアの長をクリオ curio,連合の長をクリオ・マクシムス curio maximusと呼んだ。ローマ最古の軍隊組織の基礎と思われ,やはり最古の会議クリア会の単位をなしていた。のちにトリブス,ケンツリア制に取って代られ,政治的,軍事的な意味を失ったが,宗教上の機能は残ったらしい。クリアはまた,それぞれのもつ宗教的礼拝所をも意味した。さらに団体の集会所,元老院の議事堂をもさすようになり,帝政期には地方都市参事会 (特にイタリア,アフリカ) の通称となった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
クリア
curia
古代ローマの3段階の氏族制的社会組織の一つ。政治・軍事上の単位。ゲンスとトリブスの間に位置し,ゲンスが集まって構成される。伝承では30(各トリブスごとに10)のクリアがあった。最古の民会であるクリア会の構成単位。元老院議場や帝政期の地方都市の参事会もクリアと呼ばれた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
クリア
データを消去すること。また、ゲームソフトでは用意された条件を満たして終えることを指す。
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