大津(読み)おおつ

世界大百科事典(旧版)内の大津の言及

【十勝川】より

…明治期の開拓当初は水運にも用いられたが,1907年帯広~旭川間に根室本線が開通してからはしだいに衰えた。分流の大津川河口にある大津(豊頃町)は,港町としてにぎわったが,その後水運の衰えとともに衰退した。音更町にある十勝川温泉の下流2kmの地点には長さ約200mの千代田堰堤(えんてい)があり,10月ころには川をさかのぼるサケとサケ漁がみられる。…

【豊頃[町]】より

…十勝川下流域にあり,大半は標高200~300mの丘陵地である。十勝川の最下流部で分流する大津川の河口にある大津は,1825年(文政8)に漁場が開かれた地で,63年(文久3)には初めて和人が定住,81年には最初の入植者があり,以後,十勝平野開拓の門戸として栄えた。93年に帯広へ向かう大津街道ができ,根室本線が内陸に通じてからは中心は交通至便の茂岩に移った。…

※「大津」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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