大津[町](読み)おおづ

百科事典マイペディアの解説

大津[町]【おおづ】

熊本県北部,菊池郡の町。白川低地阿蘇外輪山西斜面にまたがる。主集落は豊後(ぶんご)街道(国道57号線)の旧宿場町で,豊肥本線が通じる。農業を営むほか,酒造オートバイ製材縫製鋳物などの工業も行う。阿蘇北向谷原生林(天然記念物)がある。99.10km2。3万1234人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

おおづ【大津[町]】

熊本県北部,菊池郡の町。人口2万6376(1995)。阿蘇外輪山の西麓を占め,外輪山を切って白川が西流し,川沿いに沖積低地が形成されている。白川北岸の段丘上にある中心集落の大津は江戸時代は豊後(大津)街道の宿駅で,熊本から江戸への参勤の際の最初の宿泊地であり,本陣が置かれ,旅籠が立ち並んでいた。また大津手永会所が仲町にあり,周辺の政治・経済の中心地であった。現在も街村状の町並みが発達している。畜産,米などを主体とする農業を基幹産業としてきたが,1973年北部台地へ本田技研工業のオートバイ工場が誘致され,その関連工場の進出もあって町の性格は大きく変わった。

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