たい【袋】
[接尾]助数詞。袋に入れたものを数えるのに用いる。「茶二〇袋」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
たい【袋】
〘接尾〙 茶、薬など、ふくろに入れたものを数えるのに用いる。
※虎寛本狂言・
鱸庖丁(室町末‐近世初)「宇治辺に知音を持た者なれば、〈略〉極
(ごく)を三袋
(たい)貰ふた内、壱袋挽せて」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
世界大百科事典内の袋の言及
【朝服】より
…大宝律令は亡逸して伝わらず,養老律令(757)を通じてその内容をうかがわざるを得ないが,養老衣服令によれば,朝服は皇太子以下,諸王,有位の諸臣,文武官男女それぞれについて規定され,衣服の色や,頭巾,腰帯,笏(しやく)の材質などによって,位階や職種を表示するよう定められた。なかでも諸臣の朝服は,袋(たい)に施した緒の色と,緒の結び目の数で正・従位の別,また上・下位の別が表示される仕組みになっており,一瞥(いちべつ)しただけで着用者の位階が正確に識別できるようになっていた。男子の朝服は,位袍に白袴を組み合わせ,幞頭(ぼくとう)をかぶり,笏を持つが(図),この系統の衣服は中国では,北方騎馬民族の〈胡服〉の系統に属する衣服で,漢民族固有の〈衣裳〉の制とは系統が異なり,儒教的な礼の秩序と乖離(かいり)するものと考えられていた。…
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