やけに(読み)ヤケニ

デジタル大辞泉 「やけに」の意味・読み・例文・類語

やけ‐に

[副]《「自棄やけ」の意から》度を越して程度のはなはだしいさま。むやみに。やたらに。ひどく。「やけにのどが渇く」「やけに機嫌がいい」
[類語]比較的・割と・割に・割りかし・割方・割合・結構・大幅・随分・かなり・相当・なかなか・大分だいぶ・だいぶん・大層・頗すこぶる・いやに・えらい・馬鹿ばかに・余程・余っ程・とても・とっても・うんと・極めて・極み・甚だ・この上ない・極ごく・極極ごくごく・至極・なかなか・無上・至上・むやみ・むやみやたら・誠に・実に・至って・やけっぱち・やけくそ・捨て鉢・無性に・めったやたら・闇雲・ひときわ・盲滅法・飛び切り・限り無い・底抜け・とりわけ・ことさら・ことに・取り立てて・非常・全く以て・甚いたく・途方もない・途轍とてつもない・すごく・著しい・べらぼう・大幅・世にも・それは・それはそれは・非常・大変・いとも・大いに・いたく・滅法めっぽう・さんざっぱら・さんざん・こってり・めためた・異常・極度・桁外れ・桁違い・並み外れ・格段・甚だしい・すごい・ものすごい・計り知れない・恐ろしい・ひどい・えらい・筆舌に尽くしがたい・言語げんごに絶する・言語ごんごに絶する・並並ならぬ・一方ひとかたならず・めちゃくちゃ・めっちゃ・恐るべき・こよなく・殊の外・特段・度外れ・法外・とんでもない・類がない・比類ない・度が過ぎる・行き過ぎ・どえらい・段違い・圧倒的・かけ離れる

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精選版 日本国語大辞典 「やけに」の意味・読み・例文・類語

やけ‐に

  1. 〘 副詞 〙 ( 「やけ(焼)③」から )
  2. ① 見境もなく、ひたすら事を行なうさまを表わす語。むやみに。やたらに。
    1. [初出の実例]「此方(こっち)はやけに隠さぬが、後手にならざる用心と」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)後)
  3. ② ぬきんでて、または異常に程度がはなはだしいさまを表わす語。ひどく。
    1. [初出の実例]「ドド一はやけに此様(こん)なのがいいじゃアないか」(出典:人情本・春色辰巳園(1833‐35)四)
    2. 「頭が後前にヤケに長い子供」(出典:剃刀(1910)〈志賀直哉〉)

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