とっても(読み)トッテモ

デジタル大辞泉 「とっても」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「とっても」の意味・読み・例文・類語

とって‐も

  1. 〘 副詞 〙
  2. 「とても[ 一 ]」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「単(ただ)の親切ばかりでは、到底(トッテ)もまあ、那(ああ)はと思って見てゐましたが」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二〇)
  3. 「とても[ 二 ]」を強めたいい方。
    1. [初出の実例]「とっても青訓や青年団さ力瘤ば入れてるって知らねべ」(出典:不在地主(1929)〈小林多喜二〉一)

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