滅茶・目茶(読み)めちゃ

精選版 日本国語大辞典 「滅茶・目茶」の意味・読み・例文・類語

めちゃ【滅茶・目茶】

〘名〙 (形動) (「むちゃ」の変化したものか。「滅茶」「目茶」はあて字)
雑嚢(1914)〈桜井忠温〉一「多情多恨仏人と来ては、滅茶(メチャ)に憤慨したものだ」
※ひかげの花(1934)〈永井荷風〉三「何ぼわたしが滅茶だって、〈略〉そんな事は夢にも考へたことは無いわ」
※花ごもり(1894)〈樋口一葉〉六「今までの事の目茶(メチャ)になりて」

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