国府(愛知県)(読み)こう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「国府(愛知県)」の意味・わかりやすい解説

国府(愛知県)
こう

愛知県豊川市(とよかわし)西部地区。旧国府町。古代穂国(ほのくに)の国造(くにのみやつこ)の治所ともされ、律令制下の三河(みかわ)国国府(こくふ)の所在地。近くに東三河最大級の前方後円墳船山(ふなやま)古墳もある。7月末には大社神社の夏祭りが盛大に行われる。名古屋鉄道本線・同豊川線の国府駅があり、国道1号が通じる。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android