沈痛(読み)チンツウ

デジタル大辞泉 「沈痛」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「沈痛」の意味・読み・例文・類語

ちん‐つう【沈痛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 悲しみを強く感じること。深い悲しみに沈んで、胸を痛めるさま。また、その痛み。
    1. [初出の実例]「薬治沈痛纔旬日、風引遊魂是九泉」(出典菅家文草(900頃)二・夢阿満)
    2. 「其画くべき事物の中には〈略〉悲涼沈痛(チンツウ)なるものもあるべく」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
    3. [その他の文献]〔謝霊雲‐盧陵王墓下作詩〕

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普及版 字通 「沈痛」の読み・字形・画数・意味

【沈痛】ちんつう

悲痛。南朝宋・謝霊運〔廬陵王墓下の作〕詩 悽を含んで廣川に泛(うか)び を灑(そそ)いで岡を眺む 眷(かへり)みて言(ここ)に君子を懷(おも)ふ 沈痛、中腸に結ぶ

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