気怠い(読み)ケダルイ

デジタル大辞泉 「気怠い」の意味・読み・例文・類語

け‐だる・い【気怠い】

[形][文]けだる・し[ク]なんとなくだるい。「からだが―・い」
[派生]けだるげ[形動]けだるさ[名]
[類語]だるいかったるい物憂いアンニュイびんびんせつせつ痛切切実深刻ひしひしつくづくしみじみじいん心から哀切哀れ悲しい物悲しいうら悲しいせつないつらい痛ましい悲愴悲痛悲傷沈痛苦しい憂い耐えがたいしんどい苦痛やりきれないたまらない遣る瀬ない断腸の思い胸を痛める胸が痛む胸が塞がる胸が裂ける胸が張り裂ける胸がつかえる胸が潰れる胸がつまる気を重苦しい滅入る気遣わしい塞ぐ塞ぎ込む消沈しょげるしょげ返る沈む憂鬱憂愁沈鬱メランコリー気鬱気塞ぎ鬱鬱陰鬱暗鬱鬱屈鬱結鬱気うっき鬱悶うつもん鬱積抑鬱憂さ鬱陶しい悶悶もんもん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気怠い」の意味・読み・例文・類語

け‐だる・い【気怠】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]けだる・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「けたるい」とも。「け」は接頭語 ) なんとなくだるい。だるい感じがする。
    1. [初出の実例]「気怠(ケダル)い躰を昼もウツラウツラと寝床に横へて」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)

気怠いの派生語

けだる‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

気怠いの派生語

けだる‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android