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舟∥船 ふねship

翻訳|ship

世界大百科事典 第2版の解説

ふね【舟∥船 ship】

人や物を乗せて水上を渡る乗物。これが一般的な定義であるが,現在では水面下を行動する潜水船や,空気圧によって水面上を浮上して走行するエアクッション船もあり,これらも広く船に含めている。慣例では,大型のものには〈船〉,ごく小さいものには〈舟〉を用いるのがふつうである。なお,法規上は〈船舶〉という語が使われる。
【船の歴史】
 ごく初期の舟には,大別して三つの構造様式がある。それは(1)丸木舟,(2)いかだ,(3)動物の革(皮)の舟である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の舟∥船の言及

【帆船】より

…帆に風を受けて走る船。6000年をこえる船の歴史を通じて帆船はその中心的存在であったし,19世紀後半の急成長する工業と世界貿易を支えた動脈も近代的な大型商業帆船であった。この時期は旅客と郵便物,生鮮食料などの輸送を中心に汽船の優位が確立されてきた時代に当たるが,それでも1886年の全世界の汽船船腹約1000万総トンに対し帆船は1200万総トン(いずれも100トン以上の船のみ。ロイド船級協会統計による)にのぼり,貨物輸送の主力は帆船であったことがわかる。…

【造船業】より

…造船業とは,文字どおり船を造る産業である。船は,目的別には,軍艦商船,特殊船に分けられる。このなかでも,造船業のおもな対象となるのは商船である。商船は,運賃収入・用船料収入を目的とする旅客輸送船・貨物輸送船に大別される。いずれにせよ,船は,ある地点からある地点への人や物の移動に用いられる輸送機関である。したがって,景気等経済の動きに伴う旅客移動・貨物流動量の変動,および自動車,飛行機など他の輸送手段の発達が,商船そのものへの需要,ひいては造船業への発注量を左右する。…

【帆船】より

…帆に風を受けて走る船。6000年をこえる船の歴史を通じて帆船はその中心的存在であったし,19世紀後半の急成長する工業と世界貿易を支えた動脈も近代的な大型商業帆船であった。この時期は旅客と郵便物,生鮮食料などの輸送を中心に汽船の優位が確立されてきた時代に当たるが,それでも1886年の全世界の汽船船腹約1000万総トンに対し帆船は1200万総トン(いずれも100トン以上の船のみ。ロイド船級協会統計による)にのぼり,貨物輸送の主力は帆船であったことがわかる。…

【和船】より

…洋船,中国船,中近東諸国の船,赤道海域諸国の丸木舟(カヌー)や葦舟などのいずれとも異なる,日本の固有在来の船の総称というのが一応の定義(広義)である。 しかし,〈和船〉とはきわめて漠然とした用語で,いつごろから用いられるようになったのかも明確ではない。現存史料による限り,〈百済船(くだらぶね)〉〈唐船(からふね)〉〈宋船〉〈暹羅船(シヤムせん)〉〈南蛮船〉などの対語としての〈倭船〉ないし〈和船〉なる文字は,少なくとも幕末前には見当たらない。…

※「舟∥船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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