遠慮勝ち(読み)エンリョガチ

デジタル大辞泉 「遠慮勝ち」の意味・読み・例文・類語

えんりょ‐がち〔ヱンリヨ‐〕【遠慮勝ち】

[形動][文][ナリ]言葉態度が控えめであるさま。他人気兼ねをして、思いどおりにしないことの多いさま。「遠慮勝ちな態度」
[類語]遠慮深い慎ましい恭しい消極的慎ましやか丁寧ご丁寧ばか丁寧丁重慇懃しとやか懇ろ謙虚敬虔恭謙慎み深い低姿勢腰が低い控え目

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精選版 日本国語大辞典 「遠慮勝ち」の意味・読み・例文・類語

えんりょ‐がちヱンリョ‥【遠慮勝】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「がち」は接尾語 ) 言葉や行動が、とかく控え目になる傾向のあるさま。人に気がねして、思いどおりにしないことの多いさま。
    1. [初出の実例]「女郎は、〈略〉世間をはぢらひ、遠慮(ヱンリョ)かちなるこそおもしろけれ」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)四)

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