デジタル大辞泉
「そろり」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そろり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 動作が、ゆっくりとしずかに行なわれるさまを表わす語。
- [初出の実例]「Inserpo〈略〉Sororito(ソロリト)、または、シヅカニ ウチニ ハイル」(出典:羅葡日辞書(1595))
- ② なめらかにすべるさま、容易に抜けるさまなどを表わす語。するり。
- [初出の実例]「水の高所より平地に下るがごとく、美しく、吟のそろりと下るやうに節を付る」(出典:五音三曲集(1460))
そろり
- 〘 名詞 〙 揚代が五分(ごふん)の端女郎(はしじょろう)の異称。
- [初出の実例]「端女郎は鹿恋(かこひ)より下〈略〉又五を五歩とも、わけ共、北むき共そろりともいへり」(出典:浮世草子・御前義経記(1700)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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