ぼつぼつ(読み)ボツボツ

デジタル大辞泉の解説

[副]
小さい点や穴が散らばっているさま。「紙にぼつぼつ(と)穴をあける」
物事が徐々に進行するさま。また、ゆっくりと物事にとりかかるさま。ぼちぼち。「ぼつぼつ(と)帰ろう」「ぼつぼつ(と)人が集まってくる」
雨の降りはじめるさま。「ぼつぼつ(と)降ってきた」
[名]散在している点や穴。つぶつぶ。「からだ中にぼつぼつができる」
[アクセント]ツボツ、はボツボツ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘副〙
① 小さい点や粒が散在するさま、散らばっているさまを表わす語。ぽつぽつ。
※俳諧・文化句帖‐元年(1804)八月「ぼつぼつと痩けいたうも月夜也」
② 雨の降り始めるさまを表わす語。ぽつぽつ。
※箕輪の心中(1911)〈岡本綺堂〉一「もうぼつぼつ降って来ました」
③ のんびりしているさま、また、物事を徐々に進めるさまやしはじめるさまを表わす語。ぼちぼち。ほつほつ。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕「銜へ煙管にてぼつぼつ眠り居る」
※多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「此暇に徐々(ボツボツ)と支度を為るも可からう」
④ それをする時刻、また、時期になりつつあることを表わす語。そろそろ。
※ハッピネス(1973)〈小島信夫〉三「もうボツボツやっこさん歩いてくる頃だな」
[2] 〘名〙 幾つか並ぶ小さな点、または粒状のもの。
[3] 〘形動〙 (一)③に同じ。
※真贋の森(1958)〈松本清張〉一「『どうだね、景気は?』〈略〉『はあ、どうやら、お蔭さまで、ぼつぼつです』」

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