精選版 日本国語大辞典 「段・常」の意味・読み・例文・類語
きだ【段・常】
(「きた」とも)
[1] 〘名〙
※書紀(720)天武五年八月(北野本訓)「布一常(キタ)」
※書紀(720)大化二年正月(寛文版訓)「凡そ田は、長さ卅歩、広さ十二歩を、段(キタ)と為」
③ きざみめ。段(だん)。きざ。また、階段。きざはし。
[2] 〘接尾〙 きれめを数えるのに用いる。わかれめ。
※梵舜本沙石集(1283)六「此法師が一生の頸(くび)、七きだに被レ切候はむ」
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