背徳・悖徳(読み)はいとく

精選版 日本国語大辞典 「背徳・悖徳」の意味・読み・例文・類語

はい‐とく【背徳・悖徳】

〘名〙 道徳にそむくこと。人倫に反すること。敗徳
懐風藻(751)河島皇子伝「背君親而厚交者、悖徳之流耳」
養生訓(1713)八「父母に封する事をむづかしく思ひて、たえだえにしてうとくするは〈略〉悖徳(ハイトク)と云べし」 〔孝経‐聖治章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android