行澄(読み)おこないすます

精選版 日本国語大辞典 「行澄」の意味・読み・例文・類語

おこない‐すま・す おこなひ‥【行澄】

〘自サ五(四)〙
仏道の戒めを守り、心を清くして修行に励む。戒行に専心して心をすます。おこないきる。
※承応版狭衣物語(1069‐77頃か)三「行(おこな)ひすまし給へるけはひ、いみじうあはれなり」
② 神妙らしくふるまう。殊勝らしくする。とりすます。きどる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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