デジタル大辞泉 「台」の意味・読み・例文・類語
だい【台〔臺〕】[漢字項目]
[学習漢字]2年
〈ダイ〉
1 周囲が見渡せるように高く造った建物や構造物。うてな。「灯台・番台・露台・楼台・天文台」
2 政府の役所。「弾正台」
3 平らで小高い土地。「台地/
4 その上に物をのせたり、据えたりするもの。「台座/鏡台・見台・
5 基礎になるもの。「台紙・台帳・台本/土台」
6 相手に対する敬称。「貴台・尊台・老台」
7 車や機械などを数える語。「台数」
8 数量の大体の範囲を示す語。「
〈タイ〉
1 の1に同じ。「台閣/舞台」
2 貴人また相手の物や動作に冠して敬意を表す語。「
3 天台宗のこと。「台密」
4 台湾。「日台」
5 (「颱」の代用字)タイフーン(typhoon)の音訳。「台風」
6 (「擡」の代用字)持ち上げる。「台頭」
[補説]「台」と「臺」は、もと別字。の2・3以外は「臺」が本来の表記。
[名のり]もと
[難読]
だい【台】
1 物をのせるもの。また、人がのるためのもの。「人形を
2 周囲よりも高い平らな土地。地名の一部として用いられることが多い。
3 ものの基礎となるもの。土台。ベース。「ケーキの
4 「台木」の略。「接ぎ木の
5 物見などのために築いた高い建物。高殿。高楼。うてな。
「楚王の―の上の夜の
6 「台盤」の略。
「御―などまかでて」〈紫式部日記〉
7 食事。
「―など参りたれば、少し食ひなどして」〈かげろふ・下〉
[接尾]助数詞。
1 車両や機械などを数えるのに用いる。「計算機3
2 年齢や値段などのおおよその範囲を表すのに用いる。「20歳
3 印刷や製本で16ページ分あるいは32ページ分などを1台として、その数を数えるのに用いる。