デジタル大辞泉 「綽然」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐ぜん【×綽然】 [ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとして余裕のあるさま。綽々。悠然。「許多あまたの著作を成就して―として余地ありしなれ」〈中村訳・西国立志編〉[類語]落ち着く・でんと・どっしり・どっかと・どっかり・冷静・沈着・平静・悠揚・悠然・泰然・自若・悠悠・浩然・腰を据える・太っ腹・堂堂・正正堂堂・毅然・広い・寛闊かんかつ・寛大・寛容・寛弘かんこう・広量・大様おおよう・大らか・おっとり・さりげない・何気ない・それとなく・それとなしに・何心ない・遠回し・気軽い・何とはなし・鷹揚おうよう・磊落らいらく・開豁かいかつ・闊達・豪胆・豪放・剛毅・放胆・大胆・雅量・大量・泰然自若・肝が据わる・腹が据わる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綽然」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐ぜん【綽然】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ゆるやかなさま。ゆとりのあるさま。綽綽。[初出の実例]「さればこそ、許多(あまた)の著作を成就して綽然(〈注〉ユルヤカニ)として余地ありしなれ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例