秋波を送る(読み)シュウハヲオクル

デジタル大辞泉 「秋波を送る」の意味・読み・例文・類語

秋波しゅうはおく・る

異性関心をひこうとして色目を使う。「向かい側の男性に―・る」
自分利益のために相手の関心をひこうとする。「大国に―・る」
[類語]びるへつらうおもねる取り入るごますり阿諛あゆおためごかし卑屈へつら取り巻くこびを売る胡麻ごまをする鼻息をうかがう太鼓を叩く機嫌を取る尻尾を振る歓心を買う色目を使う気を引く気を持たせる調子を合わせる追従ついしょうおべっかおべんちゃら諂巧てんこう諂阿てんあ諂曲てんごく諂笑てんしょう諂媚てんび諂諛てんゆ阿付迎合へいへいへいこらぺこぺこ曲学阿世味噌を意を迎える勿体臭い勿体ぶる気取る澄ます格式張る見栄を張る虚勢を張る気を持たせる体裁振る背伸び御大層らしい大層らしい仰仰しい誇大大袈裟おおげさオーバー大層事事ことごとしい大仰おおぎょう針小棒大尾鰭おひれを付ける思わせ振りしなを作る大人振る見せ掛け見せ掛ける行い澄ます取り澄ます飾り気虚栄自意識過剰お高くとまるお高い芝居がかる猫かぶり猫をかぶるもっともらしい

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精選版 日本国語大辞典 「秋波を送る」の意味・読み・例文・類語

しゅうは【秋波】 を 送(おく)

  1. 女性が、相手の関心を引こうとして、こびを含んだ目つきで見る。
    1. [初出の実例]「流眄如意、宛転送秋波」(出典:遠思楼詩鈔(1837‐49)二・下・読捜神記)

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