デジタル大辞泉 「斑」の意味・読み・例文・類語
むら【▽斑】
1 色の濃淡、物の厚薄などがあって一様でないこと。また、そのさま。まだら。「
2 物事がそろわないこと。一定していないこと。また、そのさま。「製品の出来に
3 気が変わりやすいこと。また、そのさま。「
[類語](3)移り気・多情・浮気・気まぐれ・むら気・飽き性・気移り・お天気・お天気屋・飽きっぽい・三日坊主・気が多い・熱し易く冷め易い・ファディッシュ・ファディズム・
はん【斑】[漢字項目]
地と違う色の部分が入りまじった模様。また、その部分。まだら。「斑点・
[難読]
まだら【▽斑】
1 違った色が所々にまじっていたり、色に濃淡があったりすること。また、そのものや、そのさま。ぶち。「黒と白の
2 (比喩的に)ある現象が現れたり、現れなかったりすること。はっきりした部分とそうでない部分があること。また、そのさま。「時間の経過とともに記憶が
[類語]
はだら
1 (「斑」とも書く)雪などが不規則に濃淡になっているさま。まだら。
「川岸の―に消えかかった道を行った」〈犀星・幼年時代〉
2 「はだれ」に同じ。
「夜を寒み朝戸を開き出で見れば庭も―にみ雪降りたり」〈万・二三一八〉